不眠症状は一般成人の30〜40%が何らか有していると言われています。
それぐらい睡眠障害は一般的な症状でありつつもその症状に困っている方は多いですよね...
睡眠薬を使えばその症状を無理やり抑えられたりもしますが、
その分副作用で「物忘れが激しくなる」などメリットばかりではないのも事実です。
そこで睡眠改善に注目されているCBDですが、
睡眠薬とは違い安全性・副作用・依存性などがかなり違ってきます。
それは何故なのか順に説明していこうと思います。
1.【作用機序】
・睡眠薬
中枢神経系に直接作用し、睡眠を誘導または維持する効果があります。
一般的に睡眠を調整する神経受容体に影響を与えます。
・CBD
中枢神経系に作用し、エンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれる生体内の調節システムを調整します。
理論的には、CBDには優れた抗不安作用と鎮静作用があり不安な考えを止めることで、自然な睡眠のメカニズムに任せるために心をクリアにしているということです。
つまり、睡眠薬と同じような作用で眠気を引き起こすのではないという事です。
2. 【安全性】
・睡眠薬
依存性が高く、誤った使用や乱用によって健康に害を及ぼす可能性があります。
また、多くの睡眠薬は副作用を引き起こし、次の日の眠気や集中力の低下が報告されています。
・CBD
一般的に副作用が少なく、過剰摂取が少ないため安全とされています。
依存性が無いため精神的な中毒がほとんどないのは使用する上でかなり安全性が高いと言えるのではないでしょうか。
3. 【処方箋の必要性】
・睡眠薬
睡眠薬は通常、医師の処方箋が必要です。これは、医療監視の必要性と薬物の潜在的なリスクに関連しています。
・CBD
CBD製品は処方箋なしで入手できます。
これだけ見ると逆にCBDが不安に思うかもしれませんが、
そもそも「CBDが薬ではないこと」と「睡眠薬のような潜在的なリスクが少ない」から
という理由になります。
※通院している場合は念のため医師に相談の上CBDを使うことをおすすめします。
ただ一つ勘違いしてはいけないのは
CBDオイルを摂取した経過を観察しながら、自分に合った用法・用量を見つけることがとても大事だということです。
最初から最大量を摂取するのではなく、まずは少量から始めて様子を見ながら調整していくことで初めてCBDの効果をより実感出来ると思います。
逆に言えば、「すぐに効果を実感したい」ということなのであれば睡眠薬を使った方が確実性は高いと言えます。
結局はお互いのメリットを理解して、自分の症状や生活に合わせて選ぶのが一番いいでしょう。