多様な疾患に効果が期待されるとして研究が進められているCBDですが、医療大麻合法化へと大きく舵を切ったアメリカでは利用者の多くは何を目的にCBD製品を使っているのでしょうか?アメリカの世論調査会社、ギャラップ社が2019年8月に報告したデータをもとに紹介したいと思います。
どのような症状の改善を目的としてCBD製品を利用しているか
CBDを含む医療大麻が様々な疾患の改善・緩和に効果が期待できるとして、大麻を違法薬物の対象から外して合法化へと大きく舵を切り始めたアメリカですが(合法化は州によってバラツキがあります)、彼の国のCBDユーザーたちは、どのような症状の改善を目的としてCBD製品を利用しているのでしょうか?今回はアメリカの世論調査会社のデータをもとに紹介いたします。
アメリカ人のCBD使用者層
全体では、アメリカ人の20%が何らかのCBD製品を使用していると回答しました。細かく見ると若者ほどCBDを使っている人が多いことがわかります。これはCBDの大きな特徴と考えていいでしょう。というのは健康食品やサプリの大半は、高齢者をターゲットとしているからです。
じゃあ高齢者はダメなのか? というとそんなことはありません。
実際に今アメリカでCBD売上の伸びが著しいのが高齢者層です。CBD=大麻という固定概念から最初は抵抗があった世代が、徐々に理解を示しつつあるのがアメリカの現状と言えるでしょう。
リベラルな気質が強い西海岸はCBDに好意的
地域比較では西海岸が強いようです。これは大麻に対して寛容な土地柄というのが大きいでしょう。政治的には西海岸はリベラルです。これを日本で当てはめてみると、読売新聞を買っている人よりも朝日新聞の読者の方がCBDに好意的なはずです。実際に朝日新聞では大麻に対して好意的な記事が多く、読売新聞では批判的な記事が目立ちます。
CBDを使う人達は、なんのために使っているの?
どんな症状に対してCBDを使っているのかを多い順に並べると、まずは痛み。これが4%です。その次に不安が2%。不眠が1%。関節痛、これは肩、腰、膝の痛みだと思いますが、これが8%、頭痛が5%、ストレスに対してが5%。筋肉のけいれんが4%、健康増進、メンタルヘルス、気分転換、うつ、スキンケア、ペットに対して、消化器症状、炎症性疾患という順番で使っている人が多いようです。
カリフォルニア州のがん治療センターで、CBDを飲んでいる人に対して「あなたはなぜCBDを飲んでいるのですか?」と質問すると、63%が痛み、43%が不安、32%が不眠、20%がうつに対して使っていると答えました。
また、カリフォルニア州の自然療法医学士であるジャミー·コルーン博士による医療大麻の販売者を対象としたアンケート調査(下図)で、CBDがよく効く症状として挙げられたのは、てんかん、不眠、不安、痛み、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)でした。
この調査でもCBDを勧める目的として多いのは、痛みと炎症の軽減が1位で、睡眠改善が2位でした。
これらの結果から、CBD製品は痛み、不安、不眠、うつ、炎症の改善などに多く利用されている事が判明しました。
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