私たちはCBDの驚くべき効果とその利用方法について、日々新しいことを学び、そして考えます。
「どうすればCBDを最大限に活用できるのか?」と。
CBDは必ずしもすべての人に効くわけではありません。奇跡に近い効果が表れる人がいるかと思えば、まったく効果を得られない人もいます。それは使っている製品がCBDの名を騙った詐欺商品だからかもしれませんし、用法・用量が合っていないのかもしれませんし、もしくはCBDが望み通りに働かない体質なのかもしれません。CBDを使うというのは非常に個人的で、人それぞれに異なる経験です。つまり、CBDの効果は人によって、用量によって、原材料によって、そして疾患によって違うのです。
まずは落ち着いて、なぜCBDを摂りたいのか、CBDにどんな効果があるのかを知りましょう。CBDの効果を得るためには、CBDの品質と同様に摂取方法も重要なのです。
バイオアベイラビリティ(生体利用率)
現在、EXTRAHEMPの製品ラインにはCBDオイルと電子タバコ用CBDリキッドがあり、それぞれの製品は複数の濃度で販売されています。CBDを摂取するには様々な方法があるため、初めてCBDを利用する方にとってはどれを購入したら良いのか混乱してしまうかもしれません。CBDを試してみたいと思っても何から始めればいいのか、どのくらいの量のCBDをどのように摂取すればいいのか。
これらの疑問はCBDのバイオアベイラビリティーを理解することで解決します。
バイオアベイラビリティとは、ある物質が血液中に吸収される度合いと速度のことです。CBDのバイオアベイラビリティは摂取方法や製品に含まれるCBDの濃度によって変化するのです。
CBDのベストな使い方とは?
CBDのバイオアベイラビリティを最大限に引き出したいのであれば、最も直接的な方法は静脈内投与…つまり注射です。
注射はあなたの血流にCBDを無駄無く送り込みますが、それはおそらくあなたの好きな摂取方法ではないでしょう。誰が毎日好んで静脈注射を打ちたいですか? CBDを摂取する方法は他にもたくさんあり、ここではそれぞれの方法がCBDのバイオアベイラビリティにどのように影響するかを説明します。
◎経口摂取
経口摂取とは口から何かを摂取することを意味します。CBDオイルをカプセルに入れたもの、エディブル、CBDジュースなどがこの方法で摂取できます。経口摂取は利用が簡単で目立たないといった利点がありますが、経口摂取されたCBDは消化器系を通過しなければならず、その日食べたものや代謝機能の状態によりCBDのバイオアベイラビリティは変化し、一貫性がありません。摂ってから効き始めるまで約30〜50分程度かかりますが、穏やかに吸収される分、体内から抜けるのもゆっくりで効果持続時間は6〜8時間ほど続きます。
◎舌下摂取と粘膜吸収
舌の裏には舌下腺という静脈があります。舌下腺に物質を置くとそこから直接血流に吸収されます。これは舌下摂取と呼ばれ、医学界では非常に一般的です。また口内粘膜の毛細血管からも吸収されます。胃と肝臓を通らないのでバイオアベイラビリティは経口摂取よりも高く、効果も比較的早く発現します(約15〜30分)が、体内から抜けるのも早く、効果持続時間は2〜4時間ほどです。CBDオイル、CBDキャンディー、CBDティンクチャなどがこの方法で摂取できます。
◎吸入摂取
気化摂取とはVAPEデバイスを使って気化させたCBDリキッドを肺に吸い込むことです。肺に吸い込まれたCBDは肺胞から直接血中に入ります。そのためCBDを気化させることはバイオアベイラビリティの面で最も効果的な方法の1つです。この方法は効果が現れるまでの時間が短い(約2〜15分)のが特徴であり、吸入する量にもよりますが大体2〜4時間程度です。ただ摂取したCBDの量が判りづらくコントロールし難いという欠点があります。
◎経皮摂取
経皮摂取されたCBDは真皮を通過して血中に入ります。効果が表れるのが早く(約15〜30分)、約4〜8時間程度は効果が持続します。この方法は最も無駄無く局所的に利用するには最善の方法です。
CBD製品を使い始めたばかりの人も、既に継続して利用されている方も、あなたの身体とライフスタイルにしっくりくる利用方法がわかるまで、いろいろなCBD製品や摂取方法を試してみると良いでしょう。